おちらといこう

「おちらと」は、私の住む地方の言葉で「ゆっくり」とか「気楽」にという意味です。日々のことをおちらと綴っていきたいと思っています。

気候 天気

ラニーニャ現象って何? 日本への影響は?

投稿日:

ooyuki

気象庁が、南米・ペルー沖から太平洋の赤道域で海面水温の低い状態が続く

「ラニーニャ現象」が発生していると発表しましたね。

あまり聞きなれない「ラニーニャ現象」ってなんでしょう?

日本にはどんな影響があるか、紹介します。

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ラニーニャ現象とは?

ラニーニャは、スペイン語で「女の子」という意味で

太平洋赤道域の中部(日付変更線付近)から南米のペルー沖にかけての広ラい海域で、

海面水温が平年に比べて低くなる状態。


赤道付近では貿易風という東風が吹いており、貿易風は、海水を動かす役目もあり

周辺の海水は太平洋を西へと流されていきます

それを補うために深海から冷たい海水が湧きあがってきています。

なんらかの原因で東風が強まりがさらに西へ多くの暖かい海水が流れ

その結果、冷たい海水の湧きあがりが強まり太平洋赤道域の中部から南米ペルーにかけて

海面水温が低くなる状態になります。

その状態がラニーニャ現象です。

反対に東風が弱まって、海水温が高くなるのが「エルニーニョ」です。

スペイン語で「男の子」という意味。


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日本への影響は?

ラニーニャ現象が発生すると世界的に異常気象となる可能性があります。

では日本にはどんな影響がでてくるのでしょうか。


ラニーニャ現象が発生すると暖かい海水が西へ西へと流されて

インドネシア沖の方に集まります。

そのため、インドネシア沖付近で積乱雲の発生が多くなるために、

上空の偏西風が蛇行しやすく、日本付近で南へ蛇行するため、

シベリア高気圧が南下し冬型の気圧配置が強まって、日本全域で厳しい寒さとなり、

日本海側や山沿いでは、大雪になる可能性もあるということです。

これが夏におきると猛暑になることが多いですね。


まとめ

このラニーニャ現象が2011年から6年ぶりとテレビのニュースや

新聞などで言われて、思い出しました。

地元では、2010の年末から2011年のお正月かけて大雪でした。

山の方は一晩で1m以上、市内でも50㎝、停電になった地域や

国道で車が動かなくなって車の中で年越しした人もたくさんいたし、

そりぁもう大変でした。

その時に学習したことは、

不要な外出はしない、

電気を使わない灯油ストーブを一つは持つ
(暖もとれるし煮炊きもできますから)

カセットガスのストーブでもいいんですけど、すぐガスがなくなっちゃうんですよね。

カセットガスのコンロ(カセットガス)

雪かき道具は前もって用意しておく(すぐ売り切れてなくなっちゃうんです。)

車の中にもスコップなど用意
(実際に動けなくなって、その時にスコップの必要性を感じました。)

他にも住んでるところや家族構成によっていろいろと必要なものがあると思います。

天気予報など確認して、いざという時にあわてないために、

準備をしておくことをおすすめします。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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