昨日道の駅で、まこもだけを発見。
もうそんな時期なんだな~私は思いましたが
「まこもだけ? キノコの一種? どうやって食べるの?」
と疑問に思う方が多いと思います。
まこもだけってどんなものか、どうやって食べるといいのか紹介しますね。
マコモダケって何?
イネ科の多年草のマコモという植物の茎が肥大化したもので
たけのこをやさしくした食感とほのかな甘みがある野菜です。
収穫時期は9月下旬~11月くらいまで。
中華料理などで使われることが多いです。
なんですが
じゃあ「マコモってどんなもの?」ってなりますよね?
マコモ(真菰)とは、イネ科の植物ということで湿地で
4月初旬のころに芽を出し、夏には茎や葉は2メートル以上に成長します。
水質の浄化に役立つのが知られています。
スサノオ(須佐之男命)が最初に地上に植えた植物がとされています。
出雲大社の本殿のしめ縄は真菰(まこも)が使われ
毎年6月1日に「涼殿祭」別名「真菰(まこも)神事」が行われています。
古代から神聖なものとされていたようですね。
最近は、まこもの葉のお茶や粉末が売られています。
マコモダケ栄養効能は?
主な栄養には、食物繊維、ミネラル(カリウムなど)、
ビタミン(ヨウ素やカロテン、ビタミンC、Kなど)が含まれています。
マコモタケのカロリーは100gあたり21kcalととても低カロリーであるのに、
体に良い効能のある栄養素を含んでいると健康食品の一つとして注目されています。
食物繊維は腸内環境を整え、便通を良くする効果に期待され、
血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールの吸収を抑えたりする働きがあります。
カリウムは体から塩分などのナトリウムを排出する利尿作用で
ムクミの解消などに効果があるようです。
体内の不要なものや余分な水分を排出する働きがあるため、
デトックス効果が期待できます。
葉酸は、細胞が新しくつくり出される場に必須の栄養素です。
そのため、赤ちゃんの新しい細胞が作られる妊娠期や授乳期のお母さんにとって、
葉酸は必要不可欠な栄養素とされています。
マコモダケ下処理の方法や食べ方
マコモダケ下処理方法
外側の緑の葉をむいて、上の緑の部分の根元を切り落とします。
固いところは、ピーラーでむく。
マコモタケは生でもえぐみやクセがなく食べやすい野菜で、
新鮮なものは生でも食べられます、
私は、下処理したマコモダケをステックにしてマヨネーズやみそマヨネーズで食べますよ。
ほかの食べ方は、
焼く
下処理せずにさっと洗って、葉つきのまま魚焼きグリルで10~15分焼いて
塩や醤油、みそ、オリーブオイルなどお好みの調味料で。柚子胡椒も私は好きですね。
下処理したマコモタケをホイルで包んでホイル焼きでもおいしいです。
てんぷら
下処理したものを輪切りにしててんぷらもおいしいですし
パン粉をつけてフライでも。
炒め物
中華料理で使われることが多いので炒め物ですので、
輪切りや短冊切りにして、お肉やお好みの食材と炒める。
小さく切ってチャーハンに入れたり、ハンバーグや餃子、シュウマイなどの具にも。
きんぴら
細切りにして、きんぴらもおすすめです。
みそ汁の具もおすすめ。
外側の葉は、乾燥させてカットして鍋やフライパンなどで乾煎りしてお茶にすることもできるそうです。
(ごめんなさい、これはまだやったことがないです。)
保存は乾燥しないようにナイロンなどの袋に入れ、冷蔵庫で保管します。
根側を上にして保存する方が鮮度を保つことが出来ます
まとめ
秋のほんのわずかな時期にしか味わえないマコモダケ。
道の駅などで見かけた時に、試してみてはいかがでしょう。