桜の花びらが、緑の桜知ってますか?
御衣黄(ぎょいこう)という名前で、淡い緑色の花びらが八重咲きになる桜です。
ソメイヨシノより二週間くらい遅く咲き始めるので、
今年お花見ができなかった人、御衣黄でお花見しませんか。
どんな桜?
ギョイコウはオオシマザクラ系のサクラで、4月下旬頃に緑色の花を咲かせます。
遠くから見ると花とは思えないのですが、
近づいてみると花びらが見え確かに花とわかります。
はじめは、緑色ですが次第に薄緑色になり中心部が筋状に赤くなります。
花の色が高貴な貴族の衣裳のイメージ(萌黄色)があり、御衣黄の名前が付いたそうです。
萌黄色は、春先に萌え出る若葉のような黄緑色のことなのでぴったりですね。
島根県三刀屋の御衣黄
島根県の雲南市三刀屋、三刀屋川の河川敷に170本の御衣黄が植えられてます。
ソメイヨシノも約700本植えられてるので、葉桜になってる時期で
遠くから見ると、葉か桜か見分けられないかもしれませんね。
御衣黄と同じ時期に咲くピンクの八重桜も植えられており、両方楽しめます。
国道54号線の対岸から細い山道を登ると三刀屋城址公園があります。
ここにも桜がありますし、眼下に、三刀屋川と桜並木が一望できます。
ただ、ほんとにこんな道上るの?って狭いので注意が必要です。
他には
有名なところでは
新宿御苑(新宿区)、松陰神社(世田谷区)浜離宮恩賜庭園(中央区)、、雷公園(江戸川区)
ただ1本くらいしかないところが多いようです。
京都では仁和寺 ここから栽培されたのが、始まりと伝えられています。
平野神社、雨宝院、岩神神社などにも咲くそうです。
今は、沖縄以外北海道まで100か所くらい見られるそうなので
近くの御衣黄が見られるところを探してみてはいかがでしょうか?
これから咲き始めので、まだお花見間に合いますよ。