アメリカの日本庭園専門誌ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニングが、
全国の日本庭園900か所以上を対象に実施した「2017年日本庭園ランキング」が発表され、
足立美術館の日本庭園が「15年連続日本一」に選ばれました。
インスタ映えするということで訪れる人も増えてきています。
それってどこにあるの?という人も多いと思います。美術館までのアクセスも紹介します。
足立美術館
島根県安来市に、地元出身の実業家足立全康氏が昭和45年、71歳の時、郷土への恩返しと
島根県の文化発展の一助になればと開館しました。
横山大観の作品は総数130点にのぼり、質量とも日本一とも言われています。
そのほかには、竹内栖鳳、橋本関雪、川合玉堂、上村松園ら近代日本画壇の巨匠たちの作品のほか、
北大路魯山人、河井寛次郎の陶芸、林義雄、鈴木寿雄らの童画、平櫛田中の木彫なども収蔵しています。
足立氏の「庭園もまた一幅の絵画である」の言葉どおり、完璧な美しい日本庭園です。
庭園は「枯山水庭」「白砂青松庭」「苔庭」「池庭」など6つに分かれ、
面積5万坪に及ぶ。全康自らが、全国を歩いて庭石や松の木などを捜してきたといいます。
庭師や美術館スタッフが、毎日開館前から手入れや清掃を行っていて、枯葉やごみひとつ落ちてない美しさです。
彼方の山々まで取り込む借景も素晴らしいです。
美術館に行ったことがなかった時、美術館近くの道を走っていると
山の上から水が落ちてるんです。
なぜこんなとこに?水があるような山じゃないのに、と思っていたのですが
美術館行って納得しました、遠くに見事に滝が流れてる。
自然のものでなく、水をポンプでくみ上げているんだそうです。
美術館のお庭の借景としてみると、自然なんですよね。
そして館内には、日々刻々と変化する庭園を絵画に見立てて鑑賞できるよう、
「生の額絵」や「生の掛軸」などの楽しい仕掛けがあります。
本当に絵画のような庭園で写真を撮ってみませんか。
開館時間
年中無休
夏 季 4月-9月 9:00-17:30
冬 季 10月-3月 9:00-17:00
※ 新館への入場(本館・新館連絡通路の通行)は、閉館15分前まで
● 新館のみ、展示替えのため休館日あり
新館休館日平成29年4月18日 7月12日 10月12日~13日 11月6日~7日
平成30年2月7日
駐車場
無 料
大型バス 40 台 普通車 400 台収容
入館料
大 人 2,300円
大学生 1,800円
高校生 1,000円
小中生 500円
公立学校が休日の土曜は小中高生の入館料を無料(要学生証提示)
他に団体割引
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方】個人料金の半額
ローソンチケットで買うと2200円で買えますが、期限が3か月になってます。
足立美術館
https://www.adachi-museum.or.jp/
〒692-0064 島根県安来市古川町320
電話:0854-28-7111
アクセス
車の方は、山陰道安来ICから車で10分です。
JR安来駅からは、無料シャトルバスが出ています、約20分
美術館発のバスは出発時刻毎の整理券を受付で配布しているので、
利用するバスを決めて入館時に整理券を確保すると良いでしょう。
そのほか路線バス(有料)もあります
イエローバス(安来市運営広域生活バス)
ご利用の際は鷺の湯温泉前バス停(美術館まで徒歩1分)にて下車
安来駅舎を出て、すぐ前にバス停があります。
無料シャトルバス 路線バス時刻表
https://www.adachi-museum.or.jp/shuttle_bus
以前あった玉造温泉からの無料バスは廃止になっています。
JRで安来駅まで行って、無料シャトルバスになります。
空港ご利用の方は、空港連絡バスでJRの駅まで、そこからJRで安来駅です。
JRの本数が少ないので、お気をつけください。
皆生方面からは
日の丸バス(皆生温泉発)お問い合わせTEL0859(32)2123
大人1,000円 小人500円
皆生温泉観光センター 米子駅7番のりば 久米町バス停 足立美術館
9:05発 9:20 9:23 9::50着
周辺には
安来節演芸館 http://www.y-engeikan.com/
足立美術館のとなりにあり、生の安来節を上演しています。
安来特産のどじょう料理やお土産物もあります。
さぎの湯温泉
その昔、白鷺がこの湯で脚の傷を癒した伝説の残るかけ流しの温泉です。
宿泊だけでなく日帰りでも楽しめます。
まとめ
春夏秋冬、いつ訪れても違う美しさで迎えてくれる庭園です。
パートナーズカード会員2年間6,000円で何回も訪れるのもいいかもしれませんね。
出雲大社の観光と一緒に美しい庭園を見にきませんか。