この時期になると、道の駅や産直で「むかご」を売られていることがありますが
初めて見ると、小石みたいなムカゴって いったい何?
本当に食べられるの?どうやって食べるの?
いろいろと疑問に思いますよね。
むかごの正体と料理保存方法など紹介していきます。
むかごって何?
ムカゴはナガイモや自然薯などのヤマノイモ属の蔓になるものの事で、
秋になるとヤマノイモの蔓の葉の付け根にできます。
長芋や自然薯は地中にできますよね。
その土の上は、ツルが上へ上へと伸びていきたくさんの葉をつけます。
その葉の付け根部分にかわいいお芋ができているんです。
ムカゴにも地下の芋同じように栄養価が非常に高い食材です。
消化酵素のアミラーゼが含まれていて、消化を助けたり、
山芋のように強精作用、
粘り成分には、新陳代謝や細胞の増殖機能を促進する作用があり、
老化防止や肌の若さを保つことにつながります。
むかごの下処理
水を入れたボ―ルの中で、むかごをこすり合わせて洗います。
はじめ、濁ったよごれた水ですが
これを何回かくりかえして洗うときれいになってきます。
ほかにも
すり鉢の中でコロコロ転がしながら洗う方法もあります。
洗った後のむかごは、あく抜きのためにゆでます。
沸騰したお湯の中にむかごを入れ、約1分ほどゆで
ざるにあけ、水の入ったボールに入れてあら熱をとります。
その後ざるにあけて水をしっかりきります。
むかごの調理方法保存方法
むかごの塩ゆで
鍋にお湯を沸かして、塩小匙1/2くらい入れて
2~3分くらいむかごがやわらかくなるまでゆでる。
一度取り出して楊枝やくしをさしてみて固さを確認してみて
まだ固い時は、もう少しゆでる。
バター炒め
塩ゆでしたむかごを、バターで炒めて塩コショーする。
むかごごはん
米 2合 むかご100~200g 塩小さじ1 酒大さじ1
炊飯器に米、塩、酒をいれてかきまぜてから2合まで水を入れ、
むかごをのせて炊飯器でご飯を炊きます。
むかごの素揚げ
フライパンに多めの油を入れて、むかごを素揚げして、塩をふる。
むかごの甘辛煮
素揚げのむかご
砂糖、醤油 酒 各大さじ1
調味料を入れて汁気が無くなるまで煮つめてできあがり。
もしくは下処理したむかご
砂糖、醤油 酒 各大さじ1 ひたひたのだし汁
調味料を入れて汁気が無くなるまで煮つめてできあがり。
むかごの保存方法
あく抜きして水気を切ったむかごを、ジップロックなどの保存袋に入れて
冷凍庫で保存、1~2か月保存できます。
調理するときには、冷凍のままでOKです。
まとめ
小さいけれど、ナガイモや自然薯のような栄養で
下処理さえしておけば、簡単に調理できるむかご。
道の駅などで見かけた時には、一度試してみてはいかがでしょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。