先日テレビで地元のニュースを見ていたら、
中学生が、プールの授業のあと吐き気など熱中症の症状を訴え救急搬送されたと。
「えーーー、プールに入ってて熱中症?なんで?」と思って、調べてみました。
プールで熱中症になるのはなぜか、予防方法や熱中症になったときの対処法を紹介します。
プールでなぜ熱中症になる?
屋外のプールでは、日陰はなく日向でのプールで水温も高く(水温が30度ほどあったようです。)
水に入ってない体の部分は、直射日光が当たっていて熱くなって、体の熱が逃げにくくなったり、
水泳中は、水中にいるため汗をかいている実感がないですが、
水中にいても運動していれば、汗をかいています。
汗をかいていることに気がつきにくいために、水分補給を忘れがちになり、
知らず知らずのうちに脱水症状をおこして熱中症にかかってしまいます。
体が水の中にあって冷たい涼しいからといって、油断禁物ってことですね。
プールでも熱中症にならない予防法
日陰などの涼しいところで時々休憩をとること。
できれば30分に1回休憩をいれましょう。
水分の補給をこまめに。その水分も、スポーツドリンクなど
塩分が入っているものが良いでしょう。
スポーツドリンクは糖分が多くてとか苦手という方は、お茶やお水に
塩飴や梅干しなど塩分をとれるものを用意しておくと安心です。
日本水泳連盟では、屋外プールの安全の目安として、水温と気温を足した温度が65度以上になると、
日射病や熱射病に注意し、泳ぐ時間を短くするようにと定めています。
気温35度になるような最近の暑さですと、すぐ65度以上になりそうですね。
熱中症になった時の対処方法
涼しい場所へ 風通しの良い日陰や冷房の効いている室内に。
足を頭より高くして休むと、脳に血液が回りやすくなります。
衣服をゆるめる
水分補給 スポーツドリンクなどを補給してください。
もし意識がもうろうとして自力で飲めない場合は、無理に飲ませずに救急車を。
体を冷却 ぬれたタオルを体にあてたり、うちわで扇いだり、
氷のう(保冷剤、なければ冷たい飲み物の缶やペットボトルなど)などを使って
首やわきの下、足の付け根など太い血管のある部分を冷やすのも効果的です。
まとめ
プールやこれからの季節は、海や川、自宅でのプールあそびなど
特に子供たちは夢中になって遊んでいると、楽しくて喉の渇きや
体調不良など気がつかないことがあります。
大人が注意して様子をみて水分補給や休憩させて熱中症予防して
楽しい夏をおすごしください。
最後までお読み頂きありがとうございました。