おちらといこう

「おちらと」は、私の住む地方の言葉で「ゆっくり」とか「気楽」にという意味です。日々のことをおちらと綴っていきたいと思っています。

おでかけ

神在月の出雲大社にお参りしてきました

投稿日:

izumoooyasiro

今年は平成最後の神在祭。

全国の神様が、ご縁を結ぶ会議をされる出雲大社(いずもおおやしろ)にお参りしてきました。

2018年今年は、11月17日に稲佐の浜で全国の神様をお迎えして11月24日までになります。



出雲大社境内の一番南、「勢溜の鳥居(せいだまりのとりい)」から

お参りするために、車は、古代出雲歴史博物館側の駐車場、

車いす用の駐車場の奥にある駐車場が空いてたので、そこに駐車。

平日のためか、どこの駐車場も空いてました。


勢溜の鳥居、ここからが御神域だそうです。

鳥居の真ん中は神様が通る道なので、端っこで一礼して鳥居をくぐり

参道を歩いていくと、(ここの参道は下り坂になっています)

途中右手に「祓社(はらいのやしろ)」があって、

参拝の最初にまずここにお参りして心身を清めるのですが、

順番待ちで、約10分くらい待ちました。

今日の人の少なさで10分なので、たくさんの人が訪れると、

もっと待ち時間ながくなるんでしょうね。

出雲大社では、二拝四拍手一拝ですので、祓社でも二拝四拍手一拝します。

待っている間、参道から二礼四拍手一礼していく人もいました。



祓社から祓いの橋を渡ると、松の参道と呼ばれている松並木が続き、

松の参道の左側、西神苑の奥には、かわいいうさぎの像、

大国主大神さまと因幡の白兎をモチーフとした「御慈愛の御神像」、

反対側に、「ムスビの御神像」があります。

この像は、大国主大神がまだ修行中に日本海の彼方から幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)

という魂が現れ、「ムスビの大神」になられたシーンを表しているそうです。



松並木の先に、手水舎があります。

手水舎の反対側には、白いテントがたてられて、

たぶんこれは「縁結大祭」の受付所かな?

手水舎で、手や口を清めてから、鳥居をくぐって出雲大社拝殿へ

ここも人が並んでいましたが、横に広がってお参りできたので
(お賽銭箱が3カ所くらいありました。)

待ち時間は、祓社より少なく数分。


いつもは、拝殿の奥に行くところですが、神在祭の間は拝殿の横に、

黒と白の幕で囲まれた「龍蛇神奉拝所」があり

そちらにもお参り、ここでお参りした後にお神酒とお米をいただきました。



龍蛇神(りゅうじゃじん)は、稲佐の浜でお迎えした全国の神々を出雲大社まで

先導する神様なのだそうです。



そして拝殿の奥、ご本殿の前の八足門へ

ここもしっかりとお参り

普段は八足門の中には入れませんが、神在祭の「縁結大祭」と

お正月、そして「古代出雲歴史博物館観覧と出雲大社「八足門」での特別参拝」

というツアー?参加で入れるようです。



神在祭の日程や地図の書いてあるものをもらいにちょっと寄り道して御守所へ

これは無料でいただけて、神在祭の日程やお祭りの内容、出雲大社や周辺の地図、

神事が行われるところ、会議所である上宮までの道や、神迎えの道なども書かれているので、

頂いておくとわかりやすいと思います。

御札もいただきました(300円)

そこでおみくじ(100円)をひきました。

出雲大社って「大吉」とか「吉」「凶」というおみくじじゃないんですね。

今頃知った(笑) 書いてある内容に吉とかあったけど。


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そして、お参りの続き、御本殿を反時計回りに。

神様のお宿「東十九社」「釜社」そして「素鵞社」

「素鵞社」(そがのやしろ)は、素戔鳴尊(すさのおのみこと)をお祀りしています。

素戔鳴尊は大国主大神さまの素戔鳴尊の子孫で、奥さんのスゼリヒメはスサノオノミコトの娘なんです。


素鵞社では、稲佐の浜から持ってきた砂をお供えして、

他のところから素戔鳴尊のご利益のある砂をいただきます。

私たちは、後から稲佐の浜に行ったので、いただきませんでしたが。

そして、素鵞社の裏の八雲山の岩肌にさわるとパワーをもらえるということです。



御本殿内の大国主大神さまは西の方角を向いておられますので

西側にもお参りの行列ができてました。

待つのは大変ということで、横の方でお参り。

西側にも神様のお宿「西十九社」があり

「東十九社」「西十九社」神在祭の時期だけ、扉が開かれているんです。

「あ~扉開いてる」と思ったのに写真を撮るの忘れました。




素鵞(そが)川を渡ってあるのが「神楽殿」で

二千人収容ができる大広間があり、神迎祭などのお祭り、結婚式が行われます。

ここにある大しめなわが日本最大ということで有名です。

素鵞川沿いは、6月ごろにはホタルも見られるそうです。



神楽殿を通って、稲佐の浜へ

その途中に、神様が会議をしている「上の宮(かみのみや)」があります。

「大歳社(おおとしのやしろ)」から細い道を入って行くと「上宮」です。


そして「上の宮」からは稲佐の浜はすぐ。

稲佐の浜は、「神迎え神事」で、全国の神々をお迎えするところです。

パワースポットや夕日のきれいなところでも知られてますよね。

御守所でいただいた紙には、出雲大社から上の宮の経路、

稲佐の浜から出雲大社までの御神幸の経路も書かれています。



私たちは、最後に稲佐の浜に行きましたが、

はじめに稲佐の浜へ行って、砂を持って出雲大社へお参りして、

素鵞社でご利益のある砂と交換?して持ち帰るのがおすすめ。


出雲大社の神様の縁結びは、男女の縁だけでなく、仕事やお金の縁など、

いろいろな縁を結んでくださいます。

私は、今回仕事関係の良いご縁をお願いしてきました。


ちなみに、出雲大社のトイレは、とてもきれいでした。

古い神社のトイレってあまりきれいなイメージがなかつたんですが

遷宮があったので、それを機に新しくしたのか?



こんな感じ(笑)



最後までお読み頂きありがとうございました。

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