風邪かと思っていたら、1週間以上も長引きなかなか治らない。
「なんでだろう? え、まさか花粉症じゃないよね?」
花粉症になったことがない人は、花粉症と風邪の症状が似ているので
なかなか風邪か花粉症どっちなのか、わかりませんよね。
そこで、花粉症と風邪の違いや見分け方、
病院は何科にかかったらいいのか
花粉症の原因になる植物の種類時期を紹介しますね。
花粉症と風邪の症状の見分け方
花粉症と風邪の見分け方を症状などの違いで紹介します。
鼻水
花粉症の鼻水は、ずっと透明でサラサラです。
風邪の時は、はじめはサラサラしていますが
だんだん黄色く粘るものに変化したりねとりしています。
鼻づまり
花粉症の鼻づまりは、1ヶ月~2ヶ月ほど続きます。
風邪のときは、数日で治ります。
くしゃみ
花粉症の場合には、1日中くしゃみがでて、連続してくしゃみが出ます。
風邪の場合は、数回したら終わりのことが多いです。
のど
花粉症の場合には、かゆくなったりすることがありますが痛みはないです。
風邪の場合は、痛くなったりします。
せき
花粉症では、咳が出ることはまれ。
風邪の場合は、咳が出ることはよくある症状です。
目のかゆみ
花粉症の場合には、目がかゆくなってきます。涙がとまらないことも。
風邪の場合には、目のかゆみがありません。
熱
花粉症の場合には、熱はほとんどでません。出たとしても微熱。
風邪の場合には、熱が出ることがあります、高熱になることも。
このような花粉症の症状は、風の強い日や晴れた日に症状が出やすいです。
病院は何科?
「花粉症かな?」と感じた時に、病院は内科でいいの?
それとも耳鼻科の方がいいのか悩みませんか?
花粉症の治療は、一般の内科でも大丈夫ですが
自分の症状が一番辛い科を受診するのがおすすめです。
鼻水、鼻づまりがつらいなどの場合には耳鼻科を。
目のかゆみや目やに、充血、涙が止まらないなどの症状が強く出ているときには眼科に。
もし高血圧や糖尿病など持病のある人でかかりつけの内科がある場合は、
まずそこに相談するするのがいいと思います。
持病との兼ね合いを考えた薬を出してもらえるので安心です。
子供さんの場合には、まずは小児科にみてもらうのがいいと思います。
もちろんアレルギー科でもいいのですが、医療機関の数が少なく、
近所になかったり、とても混雑しているという場合が多いですね。
花粉症の原因植物と時期
花粉症と言えば、スギ花粉症がよく知られていますが、
このほかにも花粉症を引き起こす植物があります。
スギ 2月~4月
ヒノキ 3月~4月
イネ科
カモガヤ 5月~6月 オオアワガエリ6月~8月 ススキ 9月~10月
ハンノキ 1月~4月
シラカンバ 3月下旬~6月
ブタクサ 8月~9月
ヨモギ 9月~10月
カナムグラ 8月~10月
夏から秋にかけて、目のかゆみやくしゃみ、鼻水など、花粉症の症状が出たら、
イネ科やキク科、ブタクサ属などの花粉が原因かもしれません。
まとめ
「花粉症かな?」と思ったら、病院を受診してみてください。
花粉症を起こしている原因植物も、症状も人によってさまざまですので
原因をしり、自分に合った治療方法を見つけて
症状を予防したり緩和できるといいですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。