9月にある祝日に秋分の日がありますね。
最近は、秋分の日前後の休みつながりでシルバーウィークと呼ばれ、
楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
この日は何の日かご存知ですか?
秋分の日がいつか意味や由来、過ごし方についてお話しします。
秋分の日はいつ?
2018年は、9月23日です。
国立天文台が作成する「暦象年表」という小冊子に基づき閣議で来年の(秋分の日の)日にちが決定されます。
年によって秋分の日は異なりますが、だいたいが23日前後になることが多いです。
来年2019年も9月23日です。
秋分の日の意味や由来
秋分の日の「秋分」は、古代中国で考案された1年を24の期間に分けた二十四節気のひとつで、季節の指標となります。
秋分点という位置を太陽が通過する日で、昼と夜の長さがだいたい同じになります。
ただ実際には、昼の方が少し長くなります。
国民の祝日に関する法律によれば、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」ことを趣旨としています。
この日、太陽は真東から昇り、真西に沈む日です。
極楽浄土は真西にあると信じられているため、なくなった人々をしのぶ日とされたことにも一理ありますね。
秋分の日のすごしかた
秋分の日は、祖先をうやまう日ですので、お墓参りをするのに適しています。
お仏壇やお墓の掃除をし、お花を添えてお線香をあげましょう。
また、秋分の日には「おはぎ」を、ご先祖様の供養のために、お供えします。
秋のこの時期に収穫される小豆が魔除けになると思われていたので、
お彼岸の時期に邪気をはらうという意味合いがあります。
まとめ
いかがでしたか?
お彼岸の中日にあたるので、お墓参りに行く人は多いと思いますが
秋分の日が「祖先を敬い、亡くなった人々を忍ぶ」だとはあまり知られてないような気がします。
お彼岸中にお墓や、お仏壇に手を合わせ故人をしのび、
日本の古くからの風習に習ってみてはいかがでしょうか?