母の日に贈られたカーネーション。
たくさんのつぼみがついて、たくさん花を咲かせると思っていたら
そのままかれてしまうってことよくありますよね。
大切な人にもらった花は一日でも長く咲かせたいですよね。
そこで、長く咲かせるためのコツやお手入れ方法についてご紹介します!
つぼみが咲かない理由、咲かせるには?
カーネーションはたくさんのつぼみがつきます。
ですが、株自体にすべてのつぼみを咲かせるだけの力は無く、
成長の途中で多くのつぼみが空洞化してしまうそうです。
やさしくつぼみを押してみて、ふかふかしているものは摘んでしまいましょう。
残ったつぼみに栄養がいき、きれいなお花を咲かせてくれますよ。
できるだけ良く日に当てて育てます。
まだつぼみがたくさんある場合、
日に当てないとつぼみが開かず枯れてしまうことがあります。
水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えるようにしましょう。
鉢皿にたまった水は捨て、過湿にならないよう注意してください。
受け皿にたまった水で蒸れて、根腐れをおこすこともあるからです。
つぼみや花は水に弱く、ぬれた箇所からカビが発生することがあるので、
開花中の株は花やつぼみに直接水がかからないように株元からそっと水やりをします。
肥料は、液体肥料を使う場合は1週間に1回を目安にします。
特に開花期間を中心とした1ヶ月は
花付きを良くするためにカリウムやリン酸の多く含んだ肥料が適しています。
真夏は暑さで生育が弱るので与えません。冬も同様に肥料は与えません。
カーネーションが咲き終わったら
咲き終わった花をそのままにしておくと灰色カビ病が発生することがあります。
ほおっておいて繁殖させてしまうと元気な茎葉にも移り株全体を枯らしてしまいますので
花がらは早めに摘むようにしましょう。
一通り花が咲き終わったら茎を半分くらいに切り戻し、
さらに混み合った部分は根元から切り落として風通しをよくしましょう。
来年も咲かせるために
カーネーションは高温多湿に弱く30℃を超すと花付きだけでなく
生育も全体的に悪くなります。
夏は直射日光を避けて半日陰で風通しのよい、できるだけ涼しい場所に置きます。
屋外の木陰などにおいてもよいでしょう。
根詰まりは、蕾の不開花や下葉の枯れ上がりの原因になるので、
一回り大きな鉢に植え替えます。
適期は秋です。
寒さにすこし弱いので、冬は室内の日当たりや寒風の避けられるベランダなどに置きます。
まとめ
お手入れの方法を知っていれば、長くお花を楽しめます。
大切な人にもらった花、来年も咲かせてくださいね。