おつきみの時期、お月見やお月さまの絵本をお子さんと読んでみませんか。
月になぜうさぎがいるのか?がわかる絵本や
お月さまから落ちちゃったうさぎ、かわいい動物のお月見など、
お子さんのお気に入りの本になるかも?
「つきのうさぎ」 文・絵 いもと ようこ
「どうして月にはうさぎがいるの?」と聞かれたら、この絵本です。
うさぎときつねとさるが、お腹をすかせた老人(本当は神様)に
食べ物を探してきてあげるのですが、
うさぎだけは、食べ物を見つけられません。
「自分を食べてください」火の中に飛び込こむシーンは衝撃的です。
食べ物を見つけられないうさぎの悲しみや友達を失って涙するきつねとさるに
同じように悲しみを感じるのではないでしょうか。
神様が、これからはずっと月に住まわせてくれたので、
今でも月にうさぎがいるんですね。
つきのうさぎ 日本むかしばなし [ いもとようこ ]
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「おつきみうさぎ」文 中川ひろたか 絵 村上康成
お月見のためにススキをとっている園児。
その中で光っているキレイなうさぎを見つけます。
園児たちはそのうさぎを連れて帰りましたが、ちっとも元気がありません。
お月見の準備が整って、おつきさまが出てくると、月にうさぎがいない、
実は、このうさぎは月のうさぎ。
半月のときに足を踏みはずして、月から落っこちてしまったのです。
月に帰りたかったのです、どうしたら月に帰れるのか?
絵本の中で、園児たちが作るおつきみだんごの作り方も書いてあって、
楽しい絵本です。
おつきみうさぎ (ピーマン村の絵本たち) [ 中川ひろたか ]
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「パパ、お月さまとって! 」 エリック・カール
娘に「パパ、お月さまとって!」と頼まれたパパが、実際にお月さまをとりに行くお話。
ながーーいハシゴを山のてっぺんにかけて、月まで行っちゃうんです。夢がありますよね。
絵本のページが左右に開いたり上に開けたり、いろいろとしかけがあって
お子さんもわくわくしながら開くんじゃないでしょうか。
私の友人で、本当に娘から「お月さまとって」と言われた人がいました。
まさか、本のようにはいかないですよね、
どう言ったのか聞いてみたら「ドラえもんに会ったら、ドラえもんにお願いしようか」
いや〜うまいこと言ったなと、私は思ってしまいましたが
お子さんに言われたら、どう言うのか、ちょっとアンケートとってみたいですよね(笑)
パパ、お月さまとって!改訂2版 [ エリック・カール ]
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「14ひきのおつきみ」 いわむらかずお
おとうさん おかあさん おじいさん おばあさん そして きょうだい10ぴき
かわいいねずみの家族がおつきみをするお話です。
高い木の枝に細い枝を組み合わせ、家族全員が座れるお月見台をつくり
お供えをして、月がでてくるのを待つ
まわりは夕焼けに、夕焼けから薄闇に、満月がでてくる美しさ。
よく自然をここまで絵本で表現できるなと思うくらいすばらしいです。
まわりの自然、草や木などもとても繊細に書かれています。
もちろんきょうだい10ぴきもかわいいですよね。
14ひきのおつきみ (14ひきのシリーズ) [ いわむらかずお ]
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まとめ
「子供に」と書きましたが、絵本って大人でも十分楽しめますよね。
私も大好きなんです、字が少ないのもいいし(笑)
想像がふくらんで、お子さんがいろんなお話をしてくれるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。